エアコンのカビが気になるとき、カビキラーが使えるんじゃないかと考えてしまいますよね!カビキラーは黒カビを除菌・漂白するので、エアコンのカビにも効果がありそうな気がします。
ですが、エアコンのカビ取りにカビキラーを使うのはNG!ここでは、なぜエアコンのカビにカビキラーが使えないのかその理由を解説しています。
すでにエアコン掃除にカビキラーを使ってしまったという場合の対処法や、自分でエアコン掃除を行う方法とその範囲、エアコンの清潔を保つ方法も参考にしてくださいね!
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エアコンにカビキラーが使えない理由
カビ掃除にはカビキラーのような次亜塩素酸ナトリウムが効果的なのですが、エアコンにカビキラーを使うことはできません。
なぜ、エアコンのカビにカビキラーが使えないのか、理由を3つご紹介します。
イヤなニオイの原因になる
エアコンにカビキラーを使うと、イヤなニオイが残ることがあります。カビキラーは塩素系の洗剤なので、プールのような独特のニオイがしますよね。
エアコンにカビキラーを使うと、塩素臭が染み付いて取れなくなってしまう可能性があります。塩素臭は人によっては刺激臭となり、体調不良の原因に。
エアコンを使うたびにイヤなニオイに悩まされることになるので、エアコン掃除にカビキラーを使うのはおすすめできません。
ちなみに、キッチンハイターもカビキラーと同じ成分なので、使わないようにしましょう。
スプレーしても奥まで届かない
カビキラーだけでなく、市販のエアコン洗浄スプレーは、噴射してもエアコン内部まで洗浄剤が届きません。
カビは、エアコンの吹き出し口など見える範囲だけでなく、内部のフィン(熱交換器)やファン、ドレンパンなどにも発生します。
エアコン内部に生えたカビは、エアコンを分解して掃除しないと落とすことができません。汚れが取れないうえに、イヤなニオイまで染み付く恐れがあるため、エアコン掃除にカビキラーを使わない方が賢明です。
金属を腐食させサビが発生する恐れがある
カビキラーは、次亜塩素酸ナトリウムという塩素系のアルカリ性洗浄剤です。アルカリ洗剤は、金属を腐食させてサビが発生してしまいます。
エアコン内部のフィン(熱交換器)はアルミでできていて、カビキラーはアルミを溶かしてしまうんです。
フィンが腐食したり錆びたりして、フィンなどの部品が変形してしまうと、本来の機能が果たせなくなるため、エアコン掃除にカビキラーは使わないようにしましょう。
エアコンの掃除にカビキラーを使ってしまったときの対処法
もし、すでにカビキラーを使ってしまって腐食やサビが心配な方、塩素独特のニオイに困っている方へ対処法をご紹介します。
霧吹きを使う
エアコンにカビキラーの成分が残っている可能性があるので、霧吹きを使って洗い流しましょう。
水が垂れてくるので、大きなゴミ袋と養生テープを使ってエアコン周辺を養生しましょう。電源を切り、コンセントからプラグは抜いておきます。
カビキラーを使用したところに霧吹きをかけていくのですが、電装部に水がかかるとショートして故障や火災の原因になるので注意してください。
最後に清潔な布などで水気をやさしく拭き取り、2時間ほど送風運転を行って内部を完全に乾かしましょう。
最低温度にして送風運転を行う
霧吹きで洗い流してもカビキラーが取れない場合は、奥までカビキラーのニオイが染み付いているかもしれません。
エアコンを最低温度の16℃に設定して、1時間ほど運転してみましょう。
温度差が激しくなることでエアコン内部に結露が大量発生し、この結露水がカビキラーを洗い流してくれるんです。
結露水はドレンホースを伝って屋外へ流れていくため手間なく洗い流すことができます。
エアコンクリーニングを依頼する
以上の2つの方法を試してもカビキラーが取れないという場合は、プロのエアコンクリーニングに依頼しましょう。
エアコン洗浄用の高圧洗浄機を使って、フィンの奥の汚れまで落としてくれるので、隅々まできれいにすることができます。
通常のアルミフィンを剥き出しにして行うエアコンクリーニングと、細かく完全分解してクリーニングする方法があります。
通常の使い方をしているエアコンなら一般的なエアコンクリーニングできれいになりますが、アレルギーの方やカビキラーが染み付いてしまったなどというときは、細かいところまで洗浄する完全分解のエアコンクリーニングがおすすめですよ!
エアコン内部のカビはプロに任せよう!
エアコンのカビは、カビキラーなどの洗剤が使えないどころか、内部の構造が複雑なため、知識がない人が掃除することはむずかしいんです。市販のエアコン洗浄スプレーがありますが、メーカーも推奨していません。
もし、自分で掃除したとしても、洗剤が残っていたりカビが残っていたりすると、新たにカビが発生したり繁殖したりする原因になってしまいます。
自分で掃除するのは以下にご紹介する範囲に留め、エアコン内部の掃除はプロに任せるのがおすすめです。
自分でできるエアコン掃除の範囲とは?
自分でできるエアコン掃除の方法とその範囲についてご紹介します。
フィルターや吹き出し口(ルーバー)のみ
エアコンを自分で掃除できる範囲は、フィルターと吹き出し口(ルーバー)、あとは本体のホコリ取りくらいです。
フィルターとルーバーは取り外すことができます。それぞれ取り外したあと、掃除機でホコリを吸い取って、汚れていたら中性洗剤と歯ブラシを使って洗います。
水気を拭き取ったら風通しの良いところで陰干しし、完全に乾いてから取り付けましょう。
ルーバーが取り外しにくいときは、無理に外さないようにしてください。その場合は、アルコールをペーパーなどに染みこませて汚れやカビを拭き取りましょう。
ここでも、カビキラーを使う方がいらっしゃいますが、変質・変形の原因になることがあるので使わないようにしましょう。
カビを防ぎエアコンを清潔に保つ方法
カビがあるとアレルギーを発症したり、呼吸器系疾患になってしまったりと悪影響です。特に小さなお子さんや高齢者、ペットがいるご家庭では注意が必要です。
ここからは、カビを防いでエアコンを清潔に保つ方法をご紹介します。
カビが発生しにくい環境をつくる
カビが活発化するのは、温度・湿度・養分の3つが揃ったとき。この環境をつくらなければカビは発生しにくくなるんです。
- 20~30度の気温
- 60%以上の湿度
- ホコリやすすぎ残しの洗剤などカビの栄養分となる汚れ
これらの条件でカビが活発化してしまうので、エアコンの場合は汚れを溜めない、部屋の温度・湿度を上げすぎないことでカビの発生リスクを大幅に減らすことができます。
使用後は送風運転で内部を乾燥させる
特に、冷房運転を行ったあとは、内部に結露が発生して湿度が高くなっている状態です。
ここに汚れがあると、カビが繁殖してしまう原因になるので、使用後は内部をしっかりと乾燥させることが大切。冷房運転のあとは、送風運転を2時間ほど行うようにしましょう。
こまめにホコリ掃除を行う
エアコンは、室内の空気を取り込んで内部で暖めたり冷やしたりして排出しています。
そのため、部屋の空気が汚れていると、エアコンが汚れた空気を取り込んでしまい、内部が汚れてしまう原因になります。
部屋はこまめに換気を行い、エアコンフィルターは2週に1度、むずかしい場合はせめて月に1度、ホコリ掃除を行い、汚れていたら中性洗剤で洗うようにしましょう。
まとめ
エアコンのカビにカビキラーは使うことができないことが分かりました。
汚れが完全に落ちないだけでなく、イヤなニオイが残ってしまうことも。塩素独特のニオイは体調不良の原因になる場合もあります。
そのうえ、カビキラーの成分がアルミフィンを腐食させてサビを発生させ、本来の機能が果たせなくなってしまうこともあるので、エアコンにカビキラーを使うことはできません。
吹き出し口やフィルター、本体周りのホコリ取りであれば自分で掃除することができますが、エアコン内部の掃除はプロに任せるのが1番ですよ!
1~2年に1度、プロのエアコンクリーニングに依頼して、エアコンのキレイをキープしましょう!
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